多種多様なジャンルが放送されている現在のドラマ業界。そんな多数放送されているドラマの中で独特な世界観で注目を集めたドラマが「妖怪シェアハウス」です。第一シリーズと第二シリーズ、さらには映画化までされた「妖怪シェアハウス」を過去に見たことがあるという方もいるのではないでしょうか。
今回はそんな「妖怪シェアハウス」について、ドラマの魅力や見どころ、キャストなどを中心にご紹介させていただきます。
「妖怪シェアハウス」について
そもそも「妖怪シェアハウス」というドラマの内容について、あまりご存じでない方もいらっしゃるかと思いますので簡単にお伝えさせていただきます。
「妖怪シェアハウス」はテレビ朝日で土曜夜のドラマ枠で放送されていました。第一シリーズは2020年8月から9月まで、第二シリーズは2022年4月から6月までそして映画は2022年6月17日に上映されました。いずれも主演は小芝風花さんが務めています。
ちなみに、妖怪シェアハウス 原作はなく、オリジナルストーリーのドラマです。
「妖怪シェアハウス」のあらすじ
「妖怪シェアハウス」はタイトルからもわかる通り、ホラー・コメディ系のドラマになっています。
小芝風花さん演じる主人公の目黒澪が借金取りに追われ、彼氏の部屋へ逃げ込みます。たただ、逃げ込んだ先には知らない女性の姿があり、そこで目黒澪は彼氏に二股をかけられていたことを初めて知るというところから物語はスタートします。
澪の性格は空気を読みながらまじめに生きてきたタイプであり、なんとなく就職した会社の事務として働いていました。将来的には社内恋愛から職場結婚、出産という形で過ごしていきたいと描いていたところで、先ほどの彼氏と出会います。しかし、その彼氏が極端なダメ男であり、食事代や趣味にかかる費用などもすべて澪に支払わせ、ひいては仕事のミスさえも結婚をだしにして澪が被ることにしました。結果として澪は会社をクビになり、借金も背負わされてしまいます。
そんな中で澪はある神社の境内で倒れてしまいます。その晩は神社の一角にあるシェアハウスの空き部屋に泊めてもらいますが、他の住民たちに対してどこか違和感がありました。このシェアハウスが実は人ならざる者たちが生活を送る妖怪シェアハウスとなっていました。妖怪たちは普段は人間の姿で生計を立てており、シェアハウスに戻ると丑の刻になると妖怪に戻る生活を送っていました。澪はお金をためて家を借りられるようになるまでの間、シェアハウスのことを他言しないことを条件に同居させてもらいます。
仕事やプライベートで直面する澪のトラブルを様々な妖怪たちに助けてもらいつつ成長していくという物語になっています。
「妖怪シェアハウス」のキャスト陣
そんな一風変わったドラマの気になるキャスト陣ですが、主人公の目黒澪役を小芝風花さん、妖怪シェアハウスの住民たちを松本まりかさんや大倉孝二さん池谷のぶえさんらが務めます。また、話ごとにさまざまなゲストも出演しており、片桐仁さんや六角精児さんなどのベテラン俳優の方々も多数出演され、ドラマを盛り上げていました。
「妖怪シェアハウス」の見どころ
設定だけでもほかのドラマと違い魅力的な「妖怪シェアハウス」ですが、その見どころについてご紹介させていただきます。
「妖怪シェアハウス」の一番の見どころはやはり助けてくれる妖怪たちと澪とのやり取りの部分かと思います。シェアハウスの住民である妖怪たちとゲストで出てくる妖怪たちらでたくさんの妖怪が出てきます。そのたくさんの妖怪たちそれぞれに物語があり、そういった背景も含めて主人公の澪と一緒になって彼氏を懲らしめてくれたりする描写が、妖怪ではあるけど人間味も感じられて毎回違った形で楽しむことができます。
また、他のドラマ作品では中々体験できない設定のドラマであることもこのドラマの見どころの中では欠かせないところです。妖怪とのシェアハウスという舞台に加えて、3人の脚本家が脚本・原案に携わっているため毎ストーリー違ったテイストの作品を楽しむことができます。ちなみに脚本は西荻弓絵さん、ブラジリィー・アン・山田さん、綿種アヤさんの3人が手がけています。
最後に
今回は独特な世界観を持つドラマ「妖怪シェアハウス」について、そのあらすじやキャスト、見どころを中心に見ていきました。ドラマも2シーズン放送されており、映画も上映されているため続編を期待する声もあがっています。
気になった方は随時情報をチェックしてみてください。