色んな時代で私たちの記憶に残る様々なマンガの数々、色々な場面で同世代での会話の話題の一つなどにも上がり非常に話を盛り上げてくれます。今回は中でも30代、昭和後半生まれから平成前半生まれの人たちが懐かしむ少女マンガについて調べてみました。
30代が懐かしむあの頃の少女マンガ
30代が懐かしいと感じる少女マンガ、花より男子、こ近所物語、フルーツバスケットなど、中には実写化されたようなマンガもあります。実はこの世代の代表的な少女マンガだったのですね。
美少女戦士セーラームーン
美少女戦士セーラームーンは作者が武内直子先生で、「月に代わっておしおきよ!」の決め台詞は内容を知らなくても聞いたことあるのではないでしょうか?
「なかよし」の代表的な看板作品で、泣き虫でおっちょこちょいの中学2年生で主人公の月野うさぎが人の言葉を話す黒猫ルナと出会い、愛と正義のセーラー服美少女戦士セーラームーンに変身し、エナジーを奪うダーク・キングダムの妖魔と戦うことになる第一部から物語は始まります。
慣れない戦いに苦戦しますが、同じセーラー戦士に変身する仲間達が集まり、ルナからの「幻の銀水晶と月のプリンセスを探し出し、ダーク・キングダムから守ってほしい」という指令を受けるのでした。
そして全ての鍵は主人公の月野うさぎたちの前世の記憶に・・・?連載は終わってしまいましたが現在も大人気で世界中から愛されている作品です。
NANA
NANAは作者が矢沢あい先生で、矢沢あい先生といえば「ご近所物語」や「天使じゃない」「パラダイスキス」なども有名かと思います。NANAは2005年、2006年と映画にもなったので知っている人も多いのではないでしょうか?
当時、大人気だった中島美嘉さんと宮崎あおいさんの共演は話題になりました。矢沢さんは2009年から病気療養を理由に休載しており、2017年には歌手JUJUさんの「いいわけ」のジャケットのイラストのお仕事をされてたようですね。
矢沢あい 現在も病気療養中とのことでした。しかし、短編のお仕事や2022年には「矢沢あい展」も開催され、少しづつ体力が回復傾向にあるようで、今後の活動に期待が寄せられています。NANAは社会現象ともいえる人気を巻き起こし、当時休載の発表には驚かされました。これから復活されることを期待し、現在発売中の21巻までを読み返しながら気長に待ちましょう。
花より男子
花より男子は作者が神尾葉子先生で、花より男子の累計発行部数は6100万部を突破しており、2023年には「最も多く発行された単一作者による少女コミックシリーズ」としてギネス世界記録にも認定されています。
2005年にはドラマ化もされ、当時大人気の井上真央さん、松本潤さん、小栗旬さん、松田翔太さん、阿部力さんなど豪華キャストによる花より男子は話題となり同年秋クールのNo.1のヒットとなり、韓国ドラマとしても放送されたりするなど、アジア各国でも人気を博しました。
連載はコミック37巻で完結していましたが、その後、完全版という形で復活。内容はそのままですが、表紙は神尾葉子先生により新たに描き下ろしされたものになっています。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は少女マンガについてご紹介しましたが、この世代はまだまだ紹介しきれないほどの名作揃いになっており、30代が懐かしむマンガにはONE PIECEやコナン、るろうに剣心など今も人気の作品がたくさんあります。最近映画になり注目を集めたスラムダンクも実はこの世代です。興味があれば一度調べてみてはいかがでしょうか。